犬の健康診断は何歳から必要?検査費用や項目など徹底解説

犬の健康診断は何歳から必要?検査費用や項目など徹底解説

愛犬の健康を守るためにも、定期的な健康診断は大切です。とはいえ、犬の健康診断はいくつからはじめればいいのか、費用はどのぐらいかかるのか、どんな項目があるのか、わからないことも多いですよね。今回は、愛犬の健康診断について詳しく解説します。

犬の健康診断は何歳から必要?

子犬期(1歳未満)

初めての健康診断は、ワクチン接種が終わり、避妊や去勢手術を行う頃を目安に受けるのがおすすめです。生後6ヶ月では「少し早いのでは?」と感じるかもしれませんが、この時期に健康診断を受けることで、先天性疾患の早期発見・治療が可能になります。また、アレルギーや膝蓋骨脱臼などの有無や状態を把握することで、適切なケアや対策につなげることができます。

成犬期(1歳〜6歳)

犬の年齢を人間に換算すると、1年で約4歳ずつ年を取るといわれています。そのため、少なくとも年に1回の健康診断を心がけましょう。特に疾患がなく元気な犬でも、健康な時期の検査データが残っていることで、万が一異常が見つかった際に、過去のデータと比較して適切な判断がしやすくなります。

シニア期(7歳以上)

人間でいう中高年にあたるシニア期は、犬の身体にも不調が出やすくなる年齢です。病気の早期発見・対応のためにも、半年に1回以上の健康診断をおすすめします。また、検査項目についても、獣医師と相談しながら必要に応じて増やすことで、より細やかな健康管理が可能になります。

犬の健康診断の検査項目

問診

問診では、飼い主さんから日ごろの愛犬の様子を詳しく聞き取ります。食欲や排泄の状態、活動量、気になる行動や症状など、些細なことでもしっかり伝えましょう。

身体検査

病院によって違いはありますが、視診、触診、聴診、体温測定、体重測定などで、愛犬の全体的な健康状態を確認します。

体重の変化は健康状態を知る重要なポイントです。健康診断の時だけでなく、自宅でも定期的にチェックしましょう。

尿検査・便検査

採取した尿と便を提出、検査します。

・尿検査でチェックできること
腎臓や膀胱の病気、糖尿病、ホルモン疾患の兆候など

・便検査でチェックできること
寄生虫の有無や腸内環境、血便の有無など

血液検査

健康診断の多くで採用されている項目が、血液検査です。多くの健康情報を得られるため、定期的に行うことで病気の早期発見にもつながります。

レントゲン検査

疾患によるトラブルの他、若齢の場合は先天的な異常を、中~高齢では加齢による変化もチェックします。

超音波(エコー)検査

血液検査やレントゲンで異常が見つかった時に、追加検査として行われることがあります。

MRI検査

超音波検査と同じく、追加検査として行われることがあります。 設備のある動物病院が限られているため、かかりつけの動物病院以外で行うことも多いでしょう。全身麻酔が必要なため、獣医師と相談しながら検討しましょう。

犬の健康診断の費用は?

検査内容は動物病院によって異なり、あらかじめ決まった項目をセットで行う病院もあれば、単独の検査を選べるところもあります。獣医師と相談しながら必要な検査を選び、病院ごとの内容と費用を比較検討すると良いでしょう。

かかる費用は検査内容や動物病院によってさまざまです。令和5年度に日本獣医師会が実施した「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査および飼育者意識調査」によると、健康診断(1日ドック)の料金の中央値は16,250円でした。健康診断を検討する際の費用の目安として、ぜひ参考にしてください。

参照:日本獣医師会「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査および飼育者意識調査

犬の健康診断はどこで受ける?

犬の健康診断は、動物病院で受けられます。ただし、健康診断を行っていない動物病院も多いので、事前に問い合わせて確認してください。基本の健康診断の他にも、飼い主の人間ドッグのような検査を行うペットドッグを行っている動物病院もあります。

犬の健康診断を受ける際の注意

予約が必要な場合が多い

健康診断は予約制の動物病院が多く、当日突然の受付には対応していないこともあります。事前に予約をしておきましょう。

検査前に絶食が必要な場合がある

検査内容によっては、「食事をとらずに来院」と指示される場合があります。血液検査では正確な数値を得るために食事制限が必要になることも多いため、事前に確認しておきましょう。

便や尿の持参が必要なことも

健康診断では、愛犬の便や尿の検査を行うことがあります。当日の朝に採取した便や尿を持参する必要があるかどうかを、事前に動物病院に確認しておくと安心です。

愛犬の記録

愛犬の性格によっては、病院で痛みや不調を隠すことがあります。普段の様子を写真や動画で記録しておくと、獣医師がその変化をより正確に判断しやすくなります。

愛犬の健康を守るために定期的な健康診断を

愛犬の健康診断は、病気の早期発見や予防のための大切なステップです。気になる症状がある場合はもちろん、定期的に受けることで愛犬が健康に過ごせる時間を守れます。

さらに、健康診断だけでなく、食生活も健康維持の重要なポイントです。体調を崩したりシニア期を迎えたりすると、食事だけでは十分に摂れない栄養素が出てくることもあります。年齢や体調に合わせたサプリメントを取り入れ、栄養バランスを整えましょう。

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