
犬の毛艶・毛並みの変化は健康のサイン|原因と改善策
最近、愛犬の毛がパサついてきた、つやがなくなった気がする、そんなふうに感じたことはありませんか?毛艶や毛並みは、見た目だけの問題ではなく、体の内側の健康状態を映す鏡ともいえます。
たとえば、人間も体調が悪いと髪がパサついたりツヤがなくなるように、犬の被毛にもコンディションの変化が表れます。
この記事では、犬の毛艶・毛並みが悪くなる原因と、毎日の暮らしの中でできるケア、そして内側からサポートする方法についてわかりやすくご紹介します。
毛艶・毛並みが悪くなるのはなぜ?
愛犬の毛艶や毛並みが悪くなる原因はさまざまです。
換毛期や季節の乾燥
たとえば、夏や冬など、エアコンの効いた部屋で過ごすことが多い犬は、皮膚が乾燥してフケが目立つことがあります。エアコンにより室内が乾燥すると、皮膚のうるおいが奪われ、被毛がパサついたり、まとまりにくくなったりするためです。
また、春や秋の換毛期には、抜け毛が増えることで一時的に毛がスカスカになる、毛艶や毛並みにパサつきやゴワつきが出る、といった症状が見られることもあります。
栄養バランスの偏り
皮膚や被毛の健康には、たんぱく質や脂肪酸、ビタミン・ミネラルなどの栄養素が欠かせません。これらが不足すると、毛艶やハリが失われやすくなります。
また、おやつの量が多すぎたり、栄養バランスが整っていない食事が続いていると、被毛の状態にも影響が出やすくなります。必要な栄養素がしっかりとれているか、一度見直してみましょう。
年齢による変化
加齢にともない、皮脂の分泌が減ったり代謝が落ちたりすると、毛艶が失われやすくなります。7〜8歳を過ぎたころから、「若いころはツヤツヤだったのに、最近は毛がパサついている」「お尻まわりや背中の毛だけフワッと浮いている感じがする」といった変化を感じる飼い主さんも少なくありません。
また、代謝の低下によって栄養の吸収効率も落ちるため、若いころと同じ食事をしていても、毛艶や毛並みを保ちにくくなることがあります。
皮膚疾患やアレルギー
強いかゆみや湿疹、脱毛などの症状がある場合は、皮膚トラブルが関係している可能性も。代表的な原因としては、ノミやダニによるアレルギー、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどがあります。
アトピー性皮膚炎やノミアレルギーでは、強いかゆみにより皮膚をかきこわしたり、舐めすぎて毛が抜けてしまうといった症状が見られることも。見た目だけでは判断が難しいため、気になる症状があるときは、早めに動物病院を受診しましょう。
また、耳の裏や脇、内股など、皮膚がやわらかい部分の毛が薄くなっている場合は、アレルギーのサインかもしれません。
ストレスやホルモンの乱れ
加齢や病気などによってホルモンバランスが崩れると、毛艶や毛並みに影響を及ぼすことがあります。
また、ストレスも毛艶や毛並みが悪くなる原因のひとつです、ストレスの理由は、引っ越しや家族構成の変化、日中の留守番が長くなった、散歩の時間が短い、飼い主さんとのコミュニケーション不足などが考えられます。
こんなときは動物病院に相談を
毛艶や毛並みのトラブルの裏には、病気が関係していることもあります。以下のような症状が見られる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
- 皮膚が赤くただれている
- 抜け毛が急に増えた、広範囲に及んでいる
- かゆがっている、同じ場所を舐め続けている
- 栄養や生活環境を整えても改善が見られない
気になる症状があれば、自己判断せず、すみやかに獣医師に相談することが大切です。
毛艶をよくするためにできること
毛艶や毛並みの変化には病気が関わっていることもありますが、日々のケアで予防や改善が期待できるケースも少なくありません。早めに気づき、できることから取り入れていくことで、愛犬の被毛を健やかに保つサポートができます。
ここでは、家庭で無理なく取り入れられる日常のケアをご紹介します。
毎日のブラッシング
ブラッシングは、抜け毛を取り除くだけでなく、血行を促す効果もあります。換毛期には特にこまめに行い、毛の根元からやさしくとかすようにしましょう。
シャンプーと保湿ケア
皮膚が乾燥していると、被毛もパサつきやすくなります。月に1〜2回を目安に、低刺激で保湿力のある犬用シャンプーを使ってケアしてあげましょう。
ただし、洗いすぎはかえって逆効果になることもあるため、においや汚れの様子を見ながら頻度を調整することが大切です。
シャンプーの適切な回数は犬によって異なるため、心配なときは獣医師に相談するのが安心です。
ストレスケアと睡眠の確保
体の健康だけでなく、心の安定も毛艶や毛並みに影響します。散歩やスキンシップの時間をしっかりとり、安心して眠れる環境を整えてあげることで、ホルモンバランスも整いやすくなります。
もし愛犬がストレスを感じているようなら、原因を見つけて安心できる環境を整えてあげましょう。
栄養バランスの見直し
被毛の主成分はたんぱく質。まずは、毎日の食事で質のよいたんぱく質がしっかりとれているか確認してみましょう。
そのほかにも、オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)などの良質な脂肪や、ビタミンA・E、亜鉛、ビオチンといった栄養素も、皮膚や被毛の健康を保つために大切な栄養素です。
普段の食事だけでは不足しがちな栄養素は、サプリメントで無理なく補うのもおすすめ。毎日のケアにプラスすることで、内側から被毛の健康をサポートできます。
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