犬の血尿は危険なサイン?慌てず確認したい原因と対処法
Table of Contents
- まずは落ち着いて!愛犬の血尿で飼い主さんが今すぐすべきこと
- 緊急性の高い症状チェックリスト
- 動物病院へ行く前に確認・記録しておくべきポイント
- 自宅でできる尿の採取方法と注意点
- 犬の血尿とは?血尿と間違いやすい症状
- どんな色?尿の色でわかること【比較表】
- 女の子(メス)の発情出血との見分け方
- 血色素尿など、血尿ではないケース
- なぜ血尿が?考えられる主な原因と病気
- 泌尿器系のトラブル
- 膀胱炎
- 尿路結石症(ストルバイト・シュウ酸カルシウム)
- 腎臓の病気(腎盂腎炎など)
- 生殖器系のトラブル
- 男の子(オス)特有:前立腺の病気
- 女の子(メス)特有:子宮蓄膿症や膣炎
- 全身に関わるその他の原因
- 中毒(タマネギなど)や外傷
- 泌尿器の腫瘍
- 動物病院での検査と診断の流れ
- 主に行われる検査の種類
- 治療方法と費用の目安
- 愛犬の血尿を防ぐために。日常でできる予防・ケア方法
- 水分補給を促す工夫
- トイレ環境を清潔に保つ
- 定期的な健康診断の重要性
- 避妊・去勢手術の検討
- 犬の血尿に関するよくあるご質問(FAQ)
- まとめ:愛犬のサインを見逃さず、早めに動物病院へ
- 愛犬の血尿を見つけたら、まずは落ち着いて全身の状態をチェックすることが大切です。
- ぐったりしている、お腹を痛がるなど緊急性の高い症状があれば、すぐに動物病院へ連絡しましょう。
- 血尿の色、回数、量、その他の症状などを記録し、可能であれば尿を採取しておくと診断の助けになります。
- 犬の血尿は膀胱炎や尿路結石など、さまざまな病気のサインです。自己判断せず、必ず獣医師の診察を受けてください。
愛犬のおしっこに血が混じっているのを見つけたら、誰でも驚き、心配でたまらなくなりますよね。「何か大変な病気だったらどうしよう…」と、不安で頭がいっぱいになってしまうかもしれません。そのお気持ち、とてもよくわかります。
しかし、こんな時こそ飼い主さんが冷静に行動することが、愛犬の健康を守る鍵となります。
この記事では、犬の血尿に気づいたときに飼い主さんが今すぐすべきこと、考えられる原因、そして動物病院での流れや予防法までを、順を追って分かりやすく解説します。
まずはこの記事を読んで、落ち着いて次の一歩を踏み出しましょう。
まずは落ち着いて!愛犬の血尿で飼い主さんが今すぐすべきこと

愛犬の血尿に気づくと、ついパニックになってしまいがちです。しかし、まずは深呼吸をして、飼い主さん自身が落ち着くことが何よりも大切です。冷静になることで、愛犬の状態を正しく観察し、適切な行動をとることができます。
血尿は確かに体からの重要なサインですが、すべてのケースが一刻を争うわけではありません。まずは愛犬の全体的な様子をよく見てあげましょう。元気や食欲はありますか?ぐったりしていませんか?落ち着いて状況を把握することが、的確な判断につながります。
次に紹介するチェックリストやポイントを参考に、慌てずに行動しましょう。
緊急性の高い症状チェックリスト
血尿に加えて、以下の症状が見られる場合は、緊急性が高い可能性があります。夜間や休日であっても、すぐに動物病院へ連絡し、指示を仰いでください。
- おしっこが全く出ていない、またはポタポタとしか出ない
- 排尿時に苦しそうに鳴いたり、いきんだりしている
- ぐったりして元気がない、食欲もない
- 嘔吐を繰り返す
- お腹を触るとひどく痛がる、嫌がる
- 歯茎や舌の色が白っぽい
これらの症状は、尿道が完全に詰まってしまう「尿道閉塞」や、重度の腎臓病、中毒など、命に関わる状態を示していることがあります。
動物病院へ行く前に確認・記録しておくべきポイント
動物病院で獣医師に正確な情報を伝えることは、スムーズな診断に不可欠です。受診前に、以下の点をメモしておきましょう。スマートフォンのメモ機能を使うと便利です。
- いつから血尿が出ているか:(例:今朝の散歩で初めて気づいた)
- 尿の色:(例:鮮やかな赤、ピンク色、茶色っぽい)
- 排尿の様子:頻尿、残尿感、排尿時の痛みなど
- 血が混じるタイミング:排尿の最初からか、最後だけか
- 元気・食欲:いつもと比べてどうか
- 飲水量:水を飲む量は増えたか、減ったか
- その他気になる症状:嘔吐、下痢、体重減少など
自宅でできる尿の採取方法と注意点
可能であれば、新鮮な尿を動物病院へ持参すると検査がスムーズに進みます。清潔なペットシーツを裏返して使ったり、紙皿やおたまを使ったりして採取しましょう。
採取した尿は、密閉できる綺麗な容器(醤油さしなども便利です)に入れ、できるだけ早く(理想は1時間以内)持参してください。すぐに持っていけない場合は、冷蔵庫で保管しましょう。
犬の血尿とは?血尿と間違いやすい症状

「血尿」とは、文字通り尿に血液が混じっている状態を指します。医学的には「血色素尿」と区別されますが、飼い主さんにとってはどちらも「赤いおしっこ」として認識されることが多いでしょう。尿の色の変化は、愛犬の体内で何らかの異常が起きていることを示す重要なサインです。
しかし、赤い尿がすべて血尿とは限りません。女の子(メス)の発情による出血が尿に混じることもありますし、特定の食べ物や薬の影響で尿の色が変わることもあります。まずは、愛犬の尿の色をよく観察し、血尿なのか、それとも他の原因によるものなのかを見極めるための知識を身につけましょう。
どんな色?尿の色でわかること【比較表】
尿の色は、出血の場所や原因を推測する手がかりになります。ただし、これはあくまで目安であり、正確な診断は獣医師が行います。
|
尿の色 |
考えられる状態 |
主な原因の例 |
|---|---|---|
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ピンク色~明るい赤色 |
尿路のどこかで新しく出血している可能性 |
膀胱炎、尿道炎、外傷など |
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濃い赤色~赤褐色 |
出血してから時間が経っている、または腎臓からの出血の可能性 |
腎臓の病気、前立腺の病気、腫瘍など |
|
オレンジ色~茶褐色 |
血尿ではなく、血色素尿やビリルビン尿の可能性 |
タマネギ中毒による溶血、肝臓の病気など |
女の子(メス)の発情出血との見分け方
避妊手術をしていない女の子の場合、発情(ヒート)による陰部からの出血が尿に混じり、血尿のように見えることがあります。発情出血は、陰部が腫れていたり、犬が陰部を頻繁に舐めたりする行動を伴うことが多いです。血尿との主な違いは、出血が排尿時以外にも見られる点です。ティッシュなどで陰部を優しく拭ってみて、血が付くかどうかで判断できます。
血色素尿など、血尿ではないケース
尿が赤く見える原因は、血尿だけではありません。「血色素尿」は、血液中の赤血球が壊れ、中のヘモグロビンが尿に排出されることで起こります。タマネギ中毒などが代表的な原因です。また、肝臓の病気で「ビリルビン」という色素が尿に多く排出されると、尿が濃いオレンジ色や茶色になることもあります。これらは見た目では判断が難しいため、獣医師による検査が必要です。
なぜ血尿が?考えられる主な原因と病気

犬の血尿は、さまざまな病気のサインとして現れます。原因は、おしっこを作る腎臓から、通り道である尿管、溜めておく膀胱、そして出口の尿道までの「泌尿器系」のトラブルが最も多いですが、それ以外にも生殖器系の病気や、全身に関わる問題が隠れていることもあります。特にシニア犬の場合は、腫瘍などの深刻な病気の可能性も考慮しなければなりません。
ここでは、犬の血尿を引き起こす代表的な原因と病気について、系統別に解説していきます。愛犬に当てはまる可能性がないか、参考にしてみてください。ただし、これらの情報を元に自己判断することは絶対に避け、必ず動物病院で正確な診断を受けるようにしてください。
泌尿器系のトラブル
血尿の原因として最も頻繁に見られるのが、泌尿器系の病気です。おしっこの通り道に炎症が起きたり、結石ができて粘膜を傷つけたりすることで出血が起こります。頻尿や排尿痛といった症状を伴うことが多く、愛犬にとって大きな苦痛となります。早期に適切な処置をすることで、症状の悪化や慢性化を防ぐことができます。
膀胱炎
犬の血尿で最も多い原因の一つが膀胱炎です。細菌感染によって膀胱の粘膜に炎症が起こり、出血します。頻繁にトイレに行く、少しずつしかおしっこが出ない、排尿時に痛がるなどの症状が特徴です。特に女の子(メス)は尿道が短いため、細菌が侵入しやすく、膀胱炎になりやすい傾向があります。治療が遅れると、細菌が腎臓まで達して腎盂腎炎を引き起こすこともあるため、注意が必要です。
尿路結石症(ストルバイト・シュウ酸カルシウム)
尿中のミネラル成分が結晶化し、石(結石)のようになったものが尿路結石です。この結石が膀胱や尿道の粘膜を傷つけることで血尿が出ます。代表的な結石には「ストルバイト」と「シュウ酸カルシウム」があり、種類によって食事療法の内容が異なります。
結石が尿道に詰まると尿道閉塞を起こし、命に関わるため、特に男の子(オス)は注意が必要です。ミニチュア・シュナウザーやシーズーなどは結石ができやすい犬種として知られています。
腎臓の病気(腎盂腎炎など)
腎臓自体に問題があって血尿が出ることもあります。膀胱炎から細菌が逆流して腎臓に感染する「腎盂腎炎」や、腎臓の血管の異常、外傷などが原因となります。腎臓の病気の場合、血尿だけでなく、元気消失、食欲不振、多飲多尿(水をたくさん飲み、おしっこをたくさんする)といった全身的な症状を伴うことが多いのが特徴です。腎臓は一度機能が低下すると回復が難しいため、早期発見が非常に重要です。
生殖器系のトラブル
泌尿器と隣接している生殖器の病気が原因で、血尿のように見える出血が起こることもあります。特に避妊・去勢手術をしていない犬に多く見られます。性別によって特有の病気があるため、愛犬の性別に合わせた注意が必要です。
男の子(オス)特有:前立腺の病気
去勢手術をしていない男の子(オス)の場合、加齢とともに前立腺が肥大する「前立腺肥大症」がよく見られます。肥大した前立腺が出血し、尿に血が混じることがあります。血尿のほか、排尿や排便をしにくそうにする様子が見られます。
まれに前立腺に腫瘍ができることもあり、注意深い観察が必要です。去勢手術が最も効果的な予防法とされています。
女の子(メス)特有:子宮蓄膿症や膣炎
避妊手術をしていない女の子(メス)で注意が必要なのが「子宮蓄膿症」です。子宮内に細菌が感染し、膿が溜まる病気で、陰部から膿や血の混じったおりものが出ます。これが尿と混じり、血尿と間違われることがあります。元気消失、多飲多尿、嘔吐などを伴い、緊急手術が必要な命に関わる病気です。その他、膣の炎症(膣炎)でも出血が見られることがあります。
全身に関わるその他の原因
血尿は、泌尿器や生殖器だけでなく、体全体に関わる問題が原因で起こることもあります。中毒や事故による外傷、そして悪性腫瘍など、深刻な状態を示している場合もあるため、見過ごすことはできません。
中毒(タマネギなど)や外傷
タマネギやニラなどを食べた際に起こる「タマネギ中毒」は、赤血球を破壊し、血色素尿(赤褐色の尿)を引き起こします。また、交通事故や高い場所からの落下などで膀胱や腎臓を損傷した場合にも、血尿が出ることがあります。明らかな原因が思い当たる場合は、その旨を獣医師に伝えることが重要です。
泌尿器の腫瘍
膀胱や尿道、腎臓、前立腺などに腫瘍(がん)ができると、その部分から出血して血尿が見られることがあります。特に高齢の犬に多く、初期は症状が出にくいため、血尿をきっかけに発見されるケースも少なくありません。代表的なものに膀胱の「移行上皮癌」があり、スコティッシュ・テリアなどの特定の犬種で発生しやすいことが知られています。
動物病院での検査と診断の流れ

愛犬の血尿の原因を特定するため、動物病院ではいくつかの検査を行います。飼い主さんにとっては、どのような検査をされるのか、費用はどれくらいかかるのか、不安に感じるかもしれません。しかし、事前に検査の流れや目的を知っておくことで、落ち着いて獣医師の説明を聞き、愛犬の治療に臨むことができます。
ここでは、動物病院で行われる一般的な検査の種類と、その後の治療法、費用の目安について解説します。愛犬の状態によって必要な検査や治療は異なりますので、詳しくは担当の獣医師とよく相談してください。
主に行われる検査の種類
血尿の診断では、まず尿そのものを調べる検査が基本となります。そこから得られた情報をもとに、必要に応じて画像検査などを追加していきます。
- 尿検査:尿中の血液、細菌、結晶、細胞などを顕微鏡で調べ、膀胱炎や結石症の有無を確認します。最も基本的で重要な検査です。
- 超音波(エコー)検査:膀胱や腎臓、前立腺などの臓器の内部構造をリアルタイムで観察します。結石や腫瘍の発見に非常に有効です。
- レントゲン検査:結石の種類によってはレントゲンに写るため、その大きさや位置を確認するのに役立ちます。
- 血液検査:腎臓の機能や炎症の程度、貧血の有無など、全身の状態を評価するために行います。
治療方法と費用の目安
治療法は、血尿の原因となっている病気によって大きく異なります。細菌性の膀胱炎であれば抗生剤の投与が中心となり、尿路結石症では特別な療法食による食事療法や、場合によっては外科手術が必要になります。子宮蓄膿症や大きな腫瘍などは、緊急手術が選択されることもあります。
費用も治療内容によって変動します。一般的な膀胱炎であれば、診察料と数週間の内服薬で5,000円~15,000円程度が目安です。しかし、精密検査や手術が必要な場合は、数万円から数十万円かかることもあります。あくまで一般的な目安として考え、具体的な費用については必ず事前に動物病院に確認しましょう。
愛犬の血尿を防ぐために。日常でできる予防・ケア方法

一度、血尿の原因となる病気にかかると、再発を繰り返してしまうケースも少なくありません。愛犬につらい思いをさせないためにも、日頃からの予防ケアがとても大切です。もちろん、すべての病気を完全に防ぐことはできませんが、飼い主さんが少し意識を変えるだけで、泌尿器系のトラブルのリスクを大きく減らすことができます。
ここでは、今日から始められる具体的な予防・ケア方法を4つご紹介します。愛犬の健康な毎日をサポートするために、ぜひ生活に取り入れてみてください。これらの習慣は、血尿だけでなく、さまざまな病気の予防にもつながります。
水分補給を促す工夫
十分な水分を摂り、おしっこの量を増やすことは、泌尿器トラブルの最も基本的な予防法です。尿で膀胱内を洗い流し、細菌の増殖や結石の形成を防ぎます。ドライフードにぬるま湯をかけたり、ウェットフードを取り入れたり、新鮮な水をいつでも飲めるように複数の場所に水飲みボウルを置くなどの工夫をしてみましょう。
トイレ環境を清潔に保つ
不潔なトイレ環境は、細菌感染の原因となります。ペットシーツはこまめに取り替え、トイレトレーも定期的に洗浄して清潔を保ちましょう。また、おしっこを我慢させないことも重要です。散歩の回数を増やしたり、室内でも排泄できる場所を用意したりして、愛犬がいつでも好きな時におしっこができる環境を整えてあげてください。
定期的な健康診断の重要性
犬は不調を隠す習性があるため、症状が出てきたときには病気が進行していることも少なくありません。特に泌尿器系の病気は、初期段階では気づきにくいものです。若いうちから年に1回、シニア期に入ったら半年に1回など、定期的に健康診断を受け、尿検査を含めたチェックをしてもらうことで、病気の早期発見・早期対応につながります。
避妊・去勢手術の検討
子宮蓄膿症や前立腺の病気など、生殖器系のトラブルは、避妊・去勢手術によって予防することが可能です。これらの病気は命に関わることもあるため、繁殖を考えていない場合は、手術を検討することも愛犬の健康を守るための有効な選択肢の一つです。手術のメリット・デメリットについて、かかりつけの獣医師とよく相談してみましょう。
犬の血尿に関するよくあるご質問(FAQ)
血尿が出ましたが、犬は元気で食欲もあります。様子を見ても大丈夫ですか?
元気や食欲があっても、血尿は体からの異常のサインです。特に膀胱炎や尿路結石の初期段階では、血尿以外の症状が見られないこともよくあります。放置すると病気が進行し、治療が難しくなる可能性もあるため、様子見はせず、早めに動物病院を受診することをおすすめします。
ストレスが原因で血尿になることはありますか?
人間の「ストレス性膀胱炎」のように、犬でもストレスが引き金となって膀胱炎(特発性膀胱炎)を発症することがあると考えられています。しかし、その場合でも背景に細菌感染や結石が隠れている可能性は否定できません。ストレスが原因と決めつけず、まずは他の身体的な原因がないか、動物病院でしっかり調べてもらうことが大切です。
血尿の治療にはどのくらいの期間がかかりますか?
治療期間は原因によって大きく異なります。例えば、一般的な細菌性膀胱炎であれば、抗生物質を1〜2週間服用することで症状が落ち着くことが多いです。一方、尿路結石症の場合は、結石を溶かすための食事療法を数ヶ月単位で続ける必要があったり、手術が必要になったりします。治療方針と期間については、診断がついた段階で獣医師から詳しい説明があるでしょう。
血尿の予防に効果的な食事やサプリメントはありますか?
特定の病気、特に尿路結石症と診断された場合は、結石の種類に合わせた特別な療法食が最も効果的な予防・管理方法となります。自己判断で食事を変えたりサプリメントを与えたりすると、かえって結石を悪化させてしまう危険性もあります。食事管理については、必ず獣医師の指導のもとで行うようにしてください。
まとめ:愛犬のサインを見逃さず、早めに動物病院へ
愛犬の血尿は、飼い主さんにとって非常に心配な出来事です。しかし、それは言葉を話せない愛犬が送ってくれる、体の中の異常を知らせる大切なサインです。
この記事で解説したように、原因は比較的対処しやすい膀胱炎から、緊急を要する病気までさまざまです。最も重要なことは、飼い主さんが自己判断で様子を見たり、インターネットの情報だけで解決しようとしたりせず、できるだけ早く動物病院で専門家である獣医師の診察を受けることです。
早期発見・早期対応が、愛犬の苦痛を和らげ、健康を守るための最善の道です。愛犬の小さなサインを見逃さず、適切な行動をとってあげましょう。

